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☆映画 DVDレビュー「U」☆
<UNITED 93>
■UNITED 93 (2006年)
・上映時間 111分
・監督: ポール・グリーングラス ・製作: ティム・ビーヴァン /
エリック・フェルナー / ロイド・レヴィン
・製作総指揮: ライザ・チェイシン / デブラ・ヘイワード
・脚本: ポール・グリーングラス
・撮影: バリー・アクロイド ・音楽: ジョン・パウエル
【主なキャスト】
ハリド・アブダラ / ポリー・アダムス / オパル・アラディン /
ルイス・アルサマリ / デヴィッド・アラン・ブッシェ /
◆レビュー◆
あの、2001年9月11日に起きた旅客機4機の同時ハイジャックによる
自爆テロを題材にしたドキュメンタリータッチの「 UNITED 93」です。
本作はそのうちのユナイテッド航空93便に焦点を当てていますが、実際の被害者の家族の証言を元に機内での様子を克明に描いているようです。監督は「ボーン・スプレマシー」などでお馴染みのポール・グリーングラスで、「 UNITED 93」では更にその臨場感に満ちたカメラワークと演出が光っています。本作に最良の監督と思いました。
ニュースなどでは全世界がその惨劇の目撃者になったつもりでいても、その当事者や関係者、そして被害者達の思いや状況は当然ですが、把握できないことばかりです。「UNITED
93」を観て思ったことは、どんな戦争映画よりも重く、そしてショッキングなもので、観ているうちに自分がユナイテッド航空93便に同乗している錯覚に陥るほど凄まじく緊迫感に満ちた作品でした。よくある「エアポート○○」的なパニック映画ではありません。ですが、ラストシーンは、ちょっと動けなくなるくらいに「ズシっ!」と重く胸に突き刺さりました。
飛行機内という狭い密室での映像がほとんどですが、ドキュメンタリータッチを保ちつつも、繊細で計算されたカメラワークは秀逸です。そして出ている役者さんもカズブーは誰一人として知らないので余計に映画を意識させませんでした。驚くことに管制官や軍関係者の一部の出演者は、実際に9月11日に現場で勤務していた本人が演じているそうです。
4機のうち、3機はご存じのように自爆テロを成し遂げますが、ユナイテッド航空93便だけは目的を達成できなかった理由が本作で分ります。
自分が当事者であったら、、、もしくは遺族だったら、、、
いろいろと考えさせられる「UNITED 93」ですが、言うまでもなく、一番重要なのは無意味な悲劇を繰り返さないこと。。。そういう世界ではあって欲しくないこと。。。絶対一人でも多くの人が本作を観るべきと思いました。
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