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☆映画 DVDレビュー「S」☆

SAYURI> <SIN CITY

 
 
 

SAYURI■SAYURI (2005年)

・上映時間 146分
・監督: ロブ・マーシャル / ・製作: スティーヴン・スピルバーグ 他
・原作: アーサー・ゴールデン / ・脚本: ロビン・スウィコード / ダグ・ライト
・撮影: ディオン・ビーブ / ・衣装デザイン: コリーン・アトウッド
・音楽: ジョン・ウィリアムズ
【主なキャスト】
チャン・ツィイー / 渡辺謙 / ミシェル・ヨー /
役所広司 / 桃井かおり / 工藤夕貴 /
大後寿々花 / コン・リー
 

 

◆レビュー◆

SAYURI」はDVDで観ましたので、見始めてから数分後に迷ったことがあります。
それは・・・日本語吹き替えで観るべきか、生声?!の字幕で観るべきか・・・・
 
そうなんです! 舞台が日本ですがハリウッド映画ですので生声は英語です。
芸者の世界でありながら英語も違和感があるような気がします。
しかし、吹き替えと役者の口の動きに逆に違和感を感じてしまい、結局「英語」字幕有りで観ました。
そして、特に違和感も感じることなく、むしろ「英語だとこう表現しているのか・・・」という
チョットしたことも分って、より一層楽しめました。 これは観る人の好きずきですが。。。
 
物語は、貧しい家庭に育ち、9歳で花街の置屋に売られた「千代」が「さゆり」という
花街一の芸者に成長していく過程を、厳しく辛い世界と時代背景に翻弄されながらも
一人の女性として幸せを求める「さゆり」の姿を描いています。
 
幼少時代の「千代」を演じた、大後寿々花の生き生きとした演技と瞳がとても印象的でした。
そして、あまり好きじゃない女優の一人(ファンの方ごめんなさい・・・)桃井かおりが
年齢にあった?!いや〜な置屋の女将を存在感溢れる演技で本作にバリエーションを与えています。
 
また、肉体派の役どころが多い印象がある、ミシェル・ヨーが、しっかりと色気がある、
カリスマ的芸者を見事に演じていたことも、わたくしカズブーにとって特筆ものでした!
 
その他、役所広司や渡辺謙という日本が誇る俳優人もさすがに“そつなく”こなしていました。
(随分失礼な言い方かも。。。。(;^_^A )
 
もちろん忘れてはいけない、チャン・ツィイー ですが、
子役の大後寿々花から変った時には10代という役柄にちょっと無理を感じましたが、
ストーリーが進むごとに、チャン・ツィイーが適役であることが実感出来るようになりました。
ホントにこの人存在感あるし、どういうシーンの演技でも感情移入させられる不思議な力を
持っているとあらためて思いました。
 
映画としてもちゃんとお金をかけているようで、(当たり前か・・・)時代背景を感じる町並みを
カメラが縦横無尽に動いたり、その全景を遠くから捉えたシーンなども本作の重量感を感じさせます。
ただひとつ気になったのが、「さゆり」が看板芸者として舞台で踊るときのシーンです。
自分には、その踊りが特に凄いものには感じませんでした。
でも本編ではその踊りを口を開けてみんなが見とれていたので、
どうもこのシーンだけは「なんで・・・」と思っちゃいました。
本編中、かなりの見せ場でもあったはずなので、余計に気になりました。
 
でも、芸者という日本特有の世界を描いた映画として面白かったのは間違いありません。
もちろん、チャン・ツィイー主演、制作スティーヴン・スピルバーグ ということも大きな要素です。
 
でも、本当の芸者さんがこの作品を観て「共感」するかは分りませんが、
工藤夕貴演じる「おカボ」を英語で「パンプキン!」と呼んでいたことが
なぜか笑えたカズブーでした。
 
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SIN CITY■SIN CITY (2005年)

・上映時間 124分
・監督: フランク・ミラー / ロバート・ロドリゲス /
 クエンティン・タランティーノ (スペシャルゲスト監督)
・製作: フランク・ミラー / ロバート・ロドリゲス / エリザベス・アヴェラン
・原作: フランク・ミラー / ・脚本: ロバート・ロドリゲス / フランク・ミラー
・撮影: ロバート・ロドリゲス / ・特殊メイク効果: KNB EFX
・音楽: ジョン・デブニー / グレーム・レヴェル / ロバート・ロドリゲス
【主なキャスト】
ブルース・ウィリス / ミッキー・ローク / クライヴ・オーウェン/
ジェシカ・アルバ / ベニチオ・デル・トロ / イライジャ・ウッド /
デヴォン青木 / ジョシュ・ハートネット
 

 

◆レビュー◆

観る前からワクワクしていた映画のひとつです。 そして期待を裏切ることなく、“ゾクゾク”させてくれました
そう、この映画は“ゾクゾクする”という言葉が当てはまっていると思う。
 
次々と出てくるハリウッドスターが、この作品を更に魅力的にしたのは言うまでもなく、
今までに観たことない映像世界は見事にこの作品にマッチした表現方法だったと思う。
 
モノクロというようりも、白黒と言ったほうがいいくらいのエッジの効いた映像。
その白黒映像に血しぶきを蛍光塗料で際だたせ、立体感あるカメラワーク。
役者はコミックに少しでも似せようと演技だけでなく、ちょっとしたこだわりの特殊メークもしています。
特に若かりし頃はハンサムで人気だった、ミッキー・ロークは言われなければ分からないほど。
しかも肉体改造までしているし、わたくしカズブーが大好きなベニチオ・デル・トロも、
どぎつい演技と微妙なメーキャップで完全に「SIN CITY」の住人化しています。
この人出る作品ほとんどで別人といっていいくらい、役作りが面白くて個性的ですね。
シリアスな作品の「トラフィック」では渋い刑事を演じたかと思うと、「スナッチ」では
意味不明でキモい泥棒役など、いつも気になる役者さんです。
SIN CITY」での出演時間はさほど長くないですが、一番インパクトが強かったのではないでしょうか。
 
そして出てくる役者さん全てが、コミックに引けを取らないほど
(本当のコミックは見たことありませんが・・・・(;^_^A ) 絵になってるんですよ!カッコイイ!!
 
原作者のフランクミラーに映画化の話しを持ちかけ口説き落としたロバートロドリゲスは
観客を楽しませてくれる映画作りはお手の物! そう「彼ならやってくれる!」と多くの人が思うように
「SIN CITY」もフランクミラーの期待を裏切ることはなかったようです。
 
この作品は3つのエピソードで構成されているのですが、それはハッキリ言ってどうでもいい。
そしてこの作品は誰が主人公ではなく、主役は完全に、“罪の街=SIN CITY”なんです!
 
そしてこの作品を完全に楽しめた、わたくしカズブーが一番良かったと思うのが、
クエンティン・タランティーノが、スペシャルゲスト監督という位置づけだったこと。。。
彼がメインだったら何か余計なおしゃべり的セリフが付加されてしまって台無し?!
になったかも。。。タランティーノファンの人ごめんなさい!
 
久しぶりに“ゾクゾク”させてくれた「SIN CITY」。 こんな作品大好きです!
 

 

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